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手品(マジック)の限界を考えるブログ

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手品(マジック)の限界を考えるブログ
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一日中ほとんど手品の事を考えている手品バカです。
しかし、本人(私)が脚光を浴びるより、人をおだてて育てる事の方が興味がある。
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通貨の偽造・変造のお話

2006/06/22 15:18
手品をしているとこの問題に少しは触れる機会があるかと思います。 世間では色々な説があり、色々な事件が起きていますが、私なりの見解と調査を掲載したいと思います。

まず…
日本国内に話しを絞りますが、一般的に【通貨】には二種類あります。 【貨幣】と【紙幣】です。 【貨幣】とは1円玉・5円玉・10円玉・50円玉・100円玉・500円玉等の、いわゆるジャリ銭…硬貨の事です。 【紙幣】とは千円札・二千円札・五千円札・一万円札…等のいわゆるお札の事です。

ご承知の通り…
【貨幣】に故意に傷を付けたり、落書きをしたりするのは一般的に犯罪…と、されております。(参照:貨幣損傷等取締法) 意図的に日本のコインに穴を開けたり、曲げたりするのは、どんな目的であれ確実にアウト。 しかし、「落書き」に関しては厳密に記述されておりません。 この法律の範囲内では、軽くサインする程度ならOK…かもしれません。 ただ、「損傷」の定義が広く解釈された場合、「落書き」=「損傷」にもなりかねないので、限りなく黒に近いグレー…といったところではないでしょうか?

では…
【紙幣】はどうなのでしょうか? 上記法律はあくまで【貨幣】に限ったお話で、【紙幣】には適応されません。 別の法律では「行使の目的で、通用する貨幣、紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、無期又は三年以上の懲役に処する。」と、あります。(参照:「通貨偽造罪」)
これには「行使の目的で」という文章が入っておりますので、逆を言えば「行使の目的」がなければ罪には問われない…と、いう事になります。 これを見る限りでは、【紙幣】を破り捨てようが、落書きしようが使いさえしなければ問題なさそうです。 ただ、その落書きしたお札を銀行で「交換」しにいった場合…下手をすると上記法律に引っ掛かる可能性があります。 例えば、1000円札の「1」を「2」にしたり、「0」を一個足した状態で「交換」=「行使」すると、「変造」にあたる可能性があるのでご注意下さいませ…。

私が出した結論は…
日本円の硬貨にタバコを貫通させている間、日本円の硬貨に穴が開いてしまっていたらアウト! 貫通させ終わって、穴が塞がっていたらセーフ(笑)
一万円札の福沢諭吉にサングラスを書いても、一万円札にしか見えないのでセーフ。さらに、それを永久的に使用しなければ確実にセーフ。
と、いった具合でしょうか? あくまで私の調査と見解です。 鵜呑みにして捕まったと言われても責任は持てません(苦笑)

ちなみに…
どんな目的であれ、【通貨】に似せた物を作るのは犯罪です。 【紙幣】をスキャンして、そのままのサイズでプリントアウト…等は絶対にしてはいけません。

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変な癖

2006/03/16 19:01
世の中には色々な変な癖を持った人がいます。 他の人に迷惑をかけてしまうような癖ならともかく…通常、癖で困ったり悩んだりする事は少ないです。 そもそも、癖…とは自分で気付かないモノが多く、他人に指摘されて始めて発見出来る事が多いです。

さて・・・
マジックにおいて「変な癖」は致命的です。 勿論、カードやコインの持ち方や、しゃべり方も「変な癖」は極力付けない方がいいのですが…何よりも厄介なのが技法を行っている最中(または前)に、必ず何かをしてしまう…と、いう癖です。

例えば・・・
「鼻をすする」「咳払い」「『え〜…』と言う」「突然無口になる」「唇を軽く舐める」「『すぅー!』っと息を吸う」「首が左右に動く」「手を大きく上下させる」「激しく瞬きをする」・・・など

自分では気付かないうちに上記のような癖を行なっている場合がございますのでご注意下さい。 信じられないかもしれませんが上記の癖は全て、している人がいました。 さらには自分自身ではその癖に気付いていなかったようです。 勿論、私も自分自身では気付かないでしたが、技法をする前にある癖が出てしまっていました…。 直したつもりですが…まだ別の癖があるかもしれないと、ヒヤヒヤしております。

ちなみに・・・
それを指摘してくれたのは学生の頃の友達でした。自分を成長させてくれるのは「凄い!」「不思議だ!」「プロになったら?」と、誉めてくれる良き観客ではなく、「今の怪しい」「ネタ見えてたよ」「現象がよく分からん」と、率直な意見を言ってくれる身近な人の場合が多いです。 是非とも、受ける客ばかり相手にせず、そういう指摘を頂ける人を最低1人でも確保する事を強くオススメ致します。

【関連書籍】
〈図解〉しぐさと心理のウラ読み事典
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不思議なプードル

2006/03/15 03:06
テンヨーから出ている製品で「不思議なプードル」という製品がございますが、私はこれを強く推薦致します。 「おいおい…」と、思われた方…まぁ、最後まで話は聞きなさいな。 聞くだけならタダです。

現象…
ピンク色のビーズが複数個、糸でつながった物体を示し、それをネジってネジって何か形を作っていきます。 何が出来るかと観客が見守る中、マジシャンが作り上げたのは何と、(かなり無理がありますが)プードルです! オリガミ同様、それはそれで不思議…と思われる方もいるかもしれませんが…そのプードルを白い中が透けているハンカチに包み、おまじないをかけると…「キャン! キャン!」と、ビーズで作られたプードルが鳴きだすのです! さらにはポケットに入れても、ポケットの中でプードルが鳴き続けるのです…。

と・・・
こんな感じの現象です。 実際にご覧になった方なら分かるかと思いますが、犬の鳴き声が結構リアル(?)で、笛やその他の類の物で鳴らしている訳ではない事が分かるかと思います。 それもそのはず…実はこれは電子的な装置を使って犬の鳴き声を発生させているからなのです。

で…
購入された方ならご存知かと思いますが、その電子的な装置はアル物の中に入っていているのですが、ハッキリ言って装置だけ取った方が使いやすいです。 と、いうか装置だけを取ると使い方が一気に広がります。 その装置は2.5p×1p×1p程なので簡単に隠す事が可能。 手の平だって指の関節の間だって…はたまた、トランプ一組を一部くり抜いてその中にだって隠す事が可能。 隠し持つのが難しければ両面テープで手の平に密かに貼り付ける…なんて事だって出来ちゃいます!

使い方の一例・・・
観客にトランプの中からカードを1枚選んでもらった後、どこにいったか分からないようにきり混ぜます。 全体を表向きに広げて、ビーズで作ったプードルをトランプの上を通過させていくと、あるカードの上でプードルが鳴くのです。 そのカードは観客の選んだカードなのです!

観客にトランプの中からカードを1枚選んでもらい、表面に犬の絵を描いてもらいます。 軽くきり混ぜた後、上から順番に1枚ずつカードを表向けにしていくと、あるカードの所で犬の鳴き声がします。 カードをゆっくりと表向けてみると、なんと観客の選んだ犬のイラスト付きのカードなのです!

造形バルーンでプードルを作って、そのバルーンにおまじないをかけると鳴き声がする。(子供に大うけです。)

色々な動物のイラストが描かれたカードの中から観客に1枚選んでもらう。 それを予め予言していたと封筒を取り出して中身を見てみると「あなたは動物のカードを選ぶ」と書かれている。 誰でも的中する予言だ…と、その時どこからともなく犬の鳴き声が…。 そう、観客の選んだカードはまさしく犬のカード。 見事予言が一致してしまうのです!

【関連グッズ】
画像
不思議なプードル
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表現力 (その1)

2006/02/12 13:41
マジックをする時、よくしゃべる方ですか? しゃべりは苦手だ…と、極力しゃべりを控える方ですか?
これは、あるマジシャンの方から教わった話ですが、「手品」の漢字をよくよく見てみると、「手(て)」が一つに「口(くち)」が三つ…つまり「口(くち)」は「手(て)」の3倍動かさないといけないのです(笑)
これは冗談だと思いますが、非常に的を射た考え方、かつ、変な説得力があるな…と、関心しました。

まず…
手品でしゃべるとは、説明する事ではないです。 何でもかんでも口に出せば良いという訳ではありません。 初めて間もない頃のしゃべりで多いのが…
『ここに、一組のカードがあります。 これを混ぜます。 そして広げます。 好きなカード1枚抜き出して覚えて下さい。 覚えたら返して下さい。 再びよく混ぜます。 おまじないをかけると、あなたの選んだカードが一番上にあがってくるのです。』
俗に言う【説明病】です。 しゃべらなくても見て分かる事はしゃべる必要はないです。 例えるならテレビのバラエティー番組で、全てのセリフにテロップが付いているようなものです。

では…
やはり、しゃべりは少なくてもいいのか? 答えはノーでもありイエスでもあります。 具体的に声に発するしゃべりは少なくなっても問題ないのですが、相手に表現する事が少なくなったら問題ありです。 つまり、何らかの形で表現してそれを理解してもらう事が少ない手品は単調で、つまらなく感じる場合が多いです。
クロースアップであろうが、ステージであろうが、語りかける事が非常に重要で、それが出来るか出来ないかでは雲泥の差です。

さて…
ここまで読んで、しゃべりが苦手な方は少し安心されたかもしれませんね? しゃべりが苦手でも大丈夫だ!と…。 ステージマジックならそうかもしれませんが、残念ながらそうもいきません。 しゃべる事は表現の方法で最も手っ取り早く、かつ効率的だからです。 例えば、言葉が全く通じない異星人に手品をする事を想像してみて下さい。 異星人ですから「トランプ」という概念から説明しなくてはならないでしょう。 一枚引いてくれ、覚えてくれ…なども、初めての経験でしょうから、何をどうするのか理解していないはずです。 これが容易に出来るなら、アナタにとってしゃべりは不必要かもしれません。 しかし実際は手振り身振りより、しゃべる事の方が手っ取り早く、かつ効率的に情報を伝達する事が出来る事に気付くでしょう。

(その2へ続く)
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華麗に決める本格マジック

2006/02/07 14:15
最近の書籍はDVDが付録としてついてくるのも珍しくなくなってきましたが、DVDで動画が見れてるマジックの書籍「華麗に決める本格マジック」のご紹介です。

著者は…
「カズ・カタヤマ」師。 マジシャンやレクチャラーは勿論、イラストレーターとしても活躍されそのマルチな才能を発揮し続ける、師ならではの良本。 DVD付き・素人を対象にしたような豪華な体裁・値段の安さ・に騙される事なかれ。
中身は結構濃いです
日用品を使ったお茶の間マジック的なマジックは勿論、カード・コインを使った本格的なマジックまで…。 そして何といっても、DVDで【動き】をチェックすることが出来ますので苦労しません。 DVD付き書籍…ではなく、書籍付きDVDと言った方がしっくりくるぐらいDVDが充実しております。

また…
解説されている技法は(フィンガーパーム・サムパーム・フェイクトランスファー・コインスイッチ・ラッピング・キーカードロケーション・フォールスカット・シャフル・コントロール…等)非常に多彩かつ実用的。 これからクロースアップを勉強される方、クロースアップで特定のジャンルしかされなかった方、また、誰かにクロースアップマジックを教えるために教材や知識が必要な方に特にオススメ致します。 こういった内容の方が、一般向けに出来る手品に的を絞っていますのでマジックをなさらない方に演じた時、マニアックなカードマジックより受けがよかったりします。

【関連グッズ】
華麗に決める本格マジック
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プロ直伝、驚異のテクニック!
発行年月:2005年12月
サイズ:単行本/191p
付属資料:DVD1
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不親切な説明書

2006/02/05 15:01
一般的に、取り扱い説明書と呼ばれるモノは不親切である。 これは特にマジックの世界では錯覚しやすいので、常にそう意識しなくてはいけないでしょう。
誤解しないで頂きたいのは、メーカーに対して「もっと親切に書け!」と言っているのではなく、親切に書きようがない…親切に書いてしまうと1つの商品の説明書が辞書のように分厚くなってしまう、という事である。

例えば…
絵を描く為にフデを買い、絵の具を買ったとしましょう。 そこには親切に「取扱説明書」が付属されていたとしても、【絵の描き方】は絶対に書かれていません。
話を分かりやすくする為にかなり飛躍しましたが、つまりはそういう事です。
「フデ」と「絵の具」を使って画用紙に色を付けただけでは「絵」とは呼べませんし、それを芸術だと主張する人はいないでしょう。 しかし、マジックは「不思議さ」という隠れミノがある為にそういった事を平気でしてしまいがちです。

しかし…
昨日マジックを始めたばかりの方に『マジックは道具だけじゃ出来ないんだ! もっと技術を磨き、感性を磨き、修行してから人に披露しろ!』と、怒鳴りつけていたのでは誰もマジックを続ける気にはならないでしょう。 だからあえて、始めの頃はいきなりオリジナル色を出さずに、説明書に書かれている通り全ての事を実行してみて下さい。 1、2歳の子供が画用紙に色を書きなぐるように、始めの頃はとにかく今ある色を付ける作業からはじめて下さい。 そんなグチャグチャな色の塊でも、非常に親しい人からすると芸術と認めてくれるかもしれません。

そうそう…
一つ言い忘れておりました。 どんな説明書でも構わない…と、いう訳ではございません。 オススメ、オススメ出来ない、色々ありますが…とりあえず始めの頃は【テンヨー】をオススメ致します。 テンヨーの中でも、毎年【新製品】として何個か発売される吊り下げ物が特にオススメです。 そこに書かれている解説書は順を追って分かりやすく、イラストも豊富なので「やり方が理解できない。」といった事はまずないでしょう。 それでも分からなければ電話でのサポートもされているので、かなり安心出来ます。
(残念ながら電話はかけた事がないですが…大手です、まず大丈夫でしょう。)
『テンヨーはオモチャみたいだから嫌。』と、おっしゃる方も多いのですが、残念ながらそれは自分のレベルが低いと宣言しているようなものです。 この事はまた、別の機会に語ってみましょう。

【関連グッズ】
図解マジックテクニック入門図解マジックテクニック入門
マジックを始めて間もない方には特にオススメ!
様々なジャンルのマジックを分かりやすく、図解入りで説明。
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ナチュラリズムについて (その1)

2006/02/04 14:29
これからウジウジと語る事は、ハッキリ言ってマジックをされてない方には無縁の話です。 是非、読み飛ばして下さい。

クロースアップマジックのパターンとして、最近は大きく2種類に分割されている傾向にあるように感じます。
全ての動作を、より日常生活に近づける「ナチュラル」思考。
特徴的な動作をマジシャンっぽく強調する「テクニカル」思考。
私は基本的に「ナチュラル思考」のです。

まず・・・
二つの思考を大雑把に、独断(と偏見)で定義付けたいと思います。
「ナチュラル」思考…全ての動作をより日常生活に近づける事をモットーに怪しい動きを極力排除し、手先の器用さを強調しない。 また、技法を行なう時にはミスディレクションを重視し、手を素早く動かす等のカバーを極力使わない。
「テクニカル」思考…フラリッシュ、特殊な動作を多様し、見た目の派手さ、カッコよさを強調。 素人目からしても余程の鍛錬を積まないと出来ないような難しい事をやっているのが分かる。 マジックの不思議さもさることながら、その独特の動きに感銘を受ける。
使用する用具等は、また別口で追々語るとして…ざっとこんな感じでしょう。 どちらか一方に100%片寄っている訳ではありません。

例えば・・・
大流行しておりますが、「ふじいあきら」氏の「マッスル・パス」。 「パス」と名前が付いているぐらいなので、この技法は本来「シークレット・ムーブ」、つまり観客に悟られるべき動きではないのですが、ご丁寧にテレビ等で堂々と見せてますよね? これは極端な「テクニカル」思考だと考えられます。 ただ、氏のミスディレクションのかけかたは非常に勉強になるところが多く、全体的には「ナチュラル」思考ではないかな?と、推測出来ます。

テレビでは…
はっきり言って、「テクニカル」な部分が頻繁に放送されています。 そちらの方が見栄えが良く、テレビ受けするからです。 ズバっと言い換えると、「とにかく現象が不思議だが、あまり動かないマジシャン」より「何をやったかハッキリとは分からないが、動きが怪しいダイナミックなマジシャン」の方が、テレビに露出する可能性が高いです。
(一部の著名なマジシャンは除く。)
とは言え、私は「ナチュラル」思考を強く!推薦します。

(その2へ続く)

【関連グッズ】
最新技法徹底解説!
【目次】第1章 マッスルパス/第2章 コインロール/第3章 カードセ…
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